VARNA-The Another Words- 7月公演
ストーリー

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縁の鵺

その街はまだ、ガス灯の明かりが闇夜を昼にする事もなく、蒸気機関車の物珍しさに 人々が集まる、古いと新しいが入り交じった「混沌の時代」の真っ直中にありました。 何処ぞの川辺で狐に化かされただの、あの屋敷には化け物が出るなんていう噂を 真面目な顔をして口にしていた時代の話。西洋帰りの者は、そんな噂話を 「非科学的だ」だと馬鹿にしていたものです。 古いと新しいが、伝統と流行が一体となり「帝都」は歪な夜を描いていたのかも知れません。

「生きるという事は「生き残る」という事だ。ただ与えられるものではない」

その「医者」を知っているか?あらゆる病を治療し、失われた命さえも取り戻すと言われる 「医者の話」を聞いた事があるか?大きな籠(かご)を一つ担ぎ、東に病気の子供がいれば、 行ってたちどころに治してみせ、西に瀕死の女がいれば、行ってその命に再び火を灯す。 病に怯える者、怪我に苦しむ者、失った命を嘆く者は、その医者の足下にすがって命を乞う。

その医者は「縁(よすが)」と呼ばれている。死を畏れる人々が最後に頼る者だ。

・・・ところで。奴らの持っている「籠(かご)」。中に何が入っているか知っているか? 仙人の秘薬が入っているだとか、あの世に繋がっているだとか、噂は色々あるが 俺は一度だけ見た事がある。中には「若い女」が一人入っていたんだ。まるで「ヤドカリ」 みたいに。女の顔をもっと見ようと蓋を取ると・・・。

「俺達「ヨスガ」は、人間を「生きる手だて」にしている。生きる為に人の縁となる」

・・・その街には奇妙な夜が存在していた。まだ文明の灯りが全てを照らし出す前。 帝都の闇夜に蠢く怪しい者達の存在。それは人の世に、そしてこの夜に生きて行く者達。 空想の旅路を行くVARNAが描くのは、闇夜の恐ろしさの中にある「この国の物語」。 夜明けがくれば、闇夜に蠢く「真実」が、美しく儚いものだと分かるのかも知れない。

公演情報

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